花と緑のある生活

  • シクラメン

    シクラメンの育て方  

    シクラメン

    育てやすさ
    A
    A:育てやすい

     科名/サクラソウ科
     学名/
         Cyciamen persicum
        
     植物分類/多年草
     別名/カガリビバナ
     草丈/50cm
     花言葉/はにかみ・内気

    ▼ シクラメンの育て方のポイント

    ●購入時の株の選び方

    花、蕾や葉が多く、よく締まった生育をし、病害虫のついていない株を選びます。

    ●特徴

    葉1枚に花が1つ咲くので、葉が多ければ、それだけ多くの花が咲きます。
    花色は赤・ピンク・白や混合色など、様々です。

    ●置き場所

    鑑賞時は明るい、涼しい室内に置きます。(5度~15度位が好ましい)
    日光を好む植物です。株全体に日が当たるようにしてください。
    日照不足、空気の乾燥などは日持ちを悪くします。
    暖房機の近くに置くのは厳禁です。
    寒さには弱い植物です。
    2℃程度までは大丈夫です。

    ●開花中の管理

    咲き終わった花は、花茎ごと抜き取ります。
    蕾や花茎にカビがついて腐る症状があれば、これは灰色カビ病ですから、
    見つけ次第抜き取ります。
    また、液肥の 1000倍液を月1回程度与えるとよいでしょう。

    ●水やり

    鉢土の表面が乾いてから十分に水を与えます。
    このとき、葉や花に水がかからないようにします。
    水が多すぎると根腐れを起こし、逆に乾きすぎるとすぐに萎れます。
    萎れた場合はすぐに十分に水を与え、蒸散を少なくするために
    新聞紙などで周囲を囲ってやると回復してきます。
    底面給水鉢の場合は底皿の水を切らさないようにします。
    ただし、たまには土の表面からも水を与えるのが無難でしょう。

    ●肥料の与え方

    固形肥料と液体肥料の併用が好ましいです。
    鉢土の上に固形の肥料を与え、液肥を与えてあげましょう。
    冬の間は月1回、4月以後は月に2~3回の割合で液肥の 1000倍液を与えます。
    ただし、真夏はやや少なめとします。

    ●花後の管理

    花後も普通に管理して夏越すれば来年も花が楽しめます。
    しかし暑さに弱い植物のため株が弱ってくる場合が多いです。
    その場合は水を全く与えないで、鉢のまま乾燥させて休眠状態で夏越しします。
    夏の間は通風がよい涼しい日陰で雨に当たらない場所に置きます。
    秋に球根から新芽が伸び始める9月ごろに、土を少しほぐして
    一回り大きい鉢に植え替えます。
    そして水やりを始めます。