暑い夏を乗り越える!夏の植物の水やり方法

水やりは、水分の補給とともに土に新鮮な空気を送り込むことが大きな目的です。
表面の土が乾いてきたら、たっぷり水を与えましょう。

ちょろちょろと与えただけでは、土の中の古い空気を追い出すことができないので、新鮮な空気も送り込めません。

土に充分しみこんだ水が鉢底から流れ出し、鉢全体に新鮮な空気がまわることで根に酸素が供給されることになるのです。




水やりのポイント

1.炎天下での水やりは避けて!

炎天下で水を与えても蒸れてしまい、かえって植物を弱らせてしまいます(野菜をゆがいているのと同じです)。
昼に見たら、しおれていてかわいそう!と思っても、ガマンしてください。

水を与えると一時的には温度は下がりますが、日差しが強い時は、蒸れてしまいます。
どうしてもという時は、日陰に移し水やりをするか 、涼しくなるのをじっと我慢し夕方与えましょう。

水はできるだけ、早朝や夕方の涼しい時間にやりましょう。



2.開花中は花に水をかけないで!

開花中は花にかけないよう株元へ与えます。

花に水をかけると蒸れたり花びらが散ったりして、花が速く傷む原因になります。
咲いていない時は全体にかけましょう。

高温で乾燥しやすい夏は、ときどきシャワーや霧吹きで葉に水を与えましょう。ダニの予防にも効果的です。



3.ホースから出る熱水に注意!

ホースを使用する場合、ホース内に残っていた水が、日中の暑さでお湯になっている場合もあるので、少し流して温度が下がったことを確認してから植物に与えましょう。




夏バテしない肥料の施し方

肥料は主に「チッソ」(N)、「リンサン」(P)、「カリ」(k)の3つの成分から成り立っています
油かすなどの「チッソ」分の多い肥料を施すと夏バテしやすくなります。
反対に「カリ」(k)成分の多い肥料は耐暑性をつける(夏バテを防ぐ力)、耐寒性(寒さに強くなる力)をつける効果があります。
夏前から、「カリ](K)成分の多い肥料を施します。



ハイポネックスの粉末がお勧め!

ハイポネックスの液体肥料はN:P:Kの割合が5:10:5。
これは、冬から春にかけての開花期に使うと効果的です。

これに対して粉末のハイポネックスは6.5:6.5:19と「カリ」分が多くなっていますので、夏越しに適しています

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