【日本最大級専門店】爬虫類俱楽部さんに伺いました!初心者におすすめの爬虫類・両生類10選

犬や猫、鳥や魚、小動物もかわいいですが、
爬虫類や両生類も魅力的でかっこいいし、かわいい!


でも爬虫類・両生類って難しいイメージありませんか…?

それが意外とそんなことないんです!

ハムスターや金魚やめだかと同頻度の世話でOKな爬虫類・両生類もたくさん!(なんならもっと簡単かも…?)


また、インテリアとしてケージをレイアウトしていくことで鑑賞としても楽しめるのが、爬虫類や両生類の魅力です。


一人暮らしで何かペットを飼いたい、お子さんが飼ってみたいと言っていて飼おうか迷っている…


今回はそんな爬虫類・両生類に対する疑問や不安を、爬虫類や両生類を国内で最大級に扱う『爬虫類倶楽部』さんに初心者におすすめの爬虫類・両生類と爬虫類・両生類の魅力についてお聞きしました!

大宮店さんにお邪魔しましたが、店内には、ズラーっとたくさんの爬虫類や両生類、奇虫、用品が…!


実際に飼う際には、

「トカゲを飼いたい!」
「カエルを飼いたい!」
「触れ合える子がいい!」
「世話が楽な子がいい!」

など、ある程度までは決めておくと、それに合わせて店員さんが親身にニーズに適した生き物をおすすめしてくださるので、スムーズです!


とにかく広い店内。実際に足を運ぶと新たな出会いがあるのもハチクラさん(爬虫類倶楽部さん)の魅力です!


そして、ハチクラさんの爬虫類や両生類、グッズはビバホーム、ムサシでも扱う店舗がございます。
ハチクラさんが近くにない地域の方でも珍しい爬虫類や両生類を飼えちゃう可能性も…!

ハチクラさん取り扱いのある店舗を一部ですが、ご紹介します!

ハチクラさんスタッフ常駐店舗
ムサシ新潟店

取り扱い店舗(規模大きめ)
ビバホーム内:NP三郷NP一宮NP八王子多摩美前NP美原南インター

ホームセンタームサシ内:NP三条NP京都八幡NP久喜菖蒲NP横浜瀬谷NP富山上越姫路金沢

※2023/05現在


また、ハチクラさんの取り扱いない店舗でも爬虫類や両生類を扱う店舗はございます。
お近くの店舗のフロアガイドのビバペッツのご案内や、店舗にご確認ください。



目次

爬虫類のおすすめ

両生類(カエル)のおすすめ




爬虫類の飼育が意外と簡単ということを先に書きましたが、どんなところが飼いやすいかというと、

  1. 省スペースで飼える生き物が多い
  2. 世話の頻度が少ない種類が多い
  3. 人と違うペットを飼える
  4. 鳴かない種類が多い

レイアウトも楽しめるのが爬虫類の魅力でもありますが、初めて飼う場合は種類にもよりますが、なるべくシンプルな環境で飼育した方が生体の観察がしやすく、状態の異常等にも気づきやすいため、レイアウトは慣れてきてからの方が良いです。


事前にある程度飼いたい子を調べておけば、当日に決めてお持ち帰りもスムーズです!

触れる子もいますが生き物なので、触りすぎない&触ったら手を洗うようにしましょう。




爬虫類のおすすめ

爬虫類というとイメージされるトカゲやヤモリ。
そもそもヤモリ・イモリ・トカゲの違いとは?


簡単にまとめると…

両生類:
・幼生時と成体時での体の形が変化(変態する)
→見た目の変化、エラ呼吸から成長と共に肺呼吸になるなど

例)イモリ、カエル(オタマジャクシからカエルになる)

爬虫類:
多くは鱗で覆われる。肺呼吸。
両生類とは違い幼生時から成体と同じ体の構造で産まれる(変態はしない)

例)ヤモリ、トカゲ、ヘビ


トカゲとヤモリの違い
トカゲ→つるつるした壁を登れない、まぶたがある。基本的に昼行性。
ヤモリ→つるつるした壁を登る、まぶたがない。基本的に夜行性。

ヤモリの場合、趾下薄板(しかはくばん)という細かい毛の集合体で構成された器官が足の裏にあるためガラス等のツルツルした面を登ることが出来ます。


レオパなどトカゲモドキの仲間はトカゲの特徴を持ったヤモリで、
趾下薄板を持たないのでつるつるした壁を登れません。
さらに、ヤモリには通常無いまぶたも持っています。



ヒョウモントカゲモドキ
(別名:レオパードゲッコー、レオパ)

レオパの愛称で親しまれるヒョウモントカゲモドキ。


名前の通りヒョウ柄が特徴的な爬虫類で、トカゲモドキとついていますが、ヤモリです。


トカゲモドキという名前は、趾下薄板を持たず、つるつるした壁を登らない、まぶたがあるなどトカゲのような特徴を持っていることからついているようです。


※クリックで画像拡大

基本的に夜行性のため、昼間はジッとしていることが多く、活動し始める夜に餌やりや掃除などを行えばOK。


また、餌をあげる頻度は2〜3日に一回(アダルトの場合)。散歩の必要もなく、意外と飼育が難しくないんです!


触りすぎは良くないですが、触れ合えるのもヒョウモントカゲモドキおすすめのポイント。

鳴くこともないため、とっても飼いやすい爬虫類です!

品種が豊富なのも魅力的で、一匹、一匹、特徴的な模様、色を持っています。


そのため、100匹以上飼育されるほど魅力にハマる人もいらっしゃるとか…


お留守番は3日程なら可能。
外出前に、餌をあげる・水を換えるようにしましょう。



フトアゴヒゲトカゲ

愛でたい方におすすめなトカゲです!

品種が多く、様々な色や柄の子がいるので、お気に入りの子を見つけてください!

手の上に乗せるとジッとしてくれるのが可愛いです。
※無理に触るのはダメです。


※クリックで画像拡大

雑食のトカゲなので、餌はコオロギや野菜・果物も食べます。

1日1回、水換えと掃除が必要です。

飼いやすく触れ合える初心者におすすめなトカゲです!


留守番させる場合は、
ベビーは1日程度、アダルトは3日程度です。

外出前に、餌をあげる・水を換えるなど環境をしっかり整えてあげましょう。



トッケイヤモリ

トッケイヤモリは鳴き声が特徴的なヤモリです。

ド派手な体色とヤモリにしては非常に大きな体、野性味がある荒々しい性格が魅力のヤモリです。
ハンドリング(手に乗せるなど)には向きませんが迫力のあるヤモリなので人気も高いです。


※クリックで画像拡大

広いケースであれば多頭飼いも可能です。


「トッケイ!トッケイ!」と鳴くことがあります。

人工餌に慣らすのは難しいようです。基本的に生きたコオロギを与えます。


お留守番の場合は3~4日程は大丈夫です。

外出前に、餌をあげる・水を換えるなど環境をしっかり整えてあげましょう。



アオジタトカゲ

なんでも食べて、品種や近縁種もいるトカゲです。

名前の通り舌が青く、ツチノコのような見た目が特徴的です。
代表的な種類には、オオアオジタトカゲ、メラウケアオジタ、ヒガシアオジタトカゲ、キタアオジタトカゲ、ニシアオジタトカゲ等がいます。

体に対しての短い手足も可愛らしいですね!


※クリックで画像拡大

多頭飼いはおすすめしません。


雑食性のトカゲなので野菜、果物、昆虫、マウス、人工餌等なんでも食べます。
栄養をバランスよく与えてあげてください。人工餌などで栄養の調整をしてあげるのも、おすすめです。

お留守番の場合は3日程まで。

外出前に、餌をあげる・水を換えるなど環境をしっかり整えてあげましょう。



ボールパイソン

餌は週に1回程度。


湿度温度管理ができれば飼いやすく、初心者向けです。

品種が多く、様々な色や柄の子がいるので、お気に入りの子を見つけてください!

種類にもよりますが、飼いやすさはヘビが一番なんだとか。


※クリックで画像拡大

性格は基本的におとなしく、ハンドリングに向いているヘビです。

冷凍マウスなどを食べます。


留守番は一週間程可能。水はたっぷり用意しましょう。
外出前に、餌をあげる・水を換えるなど環境をしっかり整えてあげましょう。




両生類(掲載は全てカエルです…🐸)

両生類にはカエル、イモリ、オオサンショウウオ、ウーパールーパーなどが含まれます。

特徴は先に述べた通りエラ呼吸から成長と共に肺呼吸になる生き物です。

鱗はなく、ヌメッとした感じの生き物が多いですね。
全般的に凛々しいというより、気の抜けたような顔つきが癒されます☺


以上で挙げた両生類は、基本的に夜行性。

カエルで鳴くのは成熟したオスのみ。

夜行性が多いので昼間に鳴くことはほとんどありません。
気になる場合は、飼う前に調べておきましょう。

毒は、種類によって強弱はありますが、カエルのほぼすべての種類が持っています。
爬虫類と違い鱗がなく肌がデリケートなので毒で外敵から身を守っています。

飼う際には基本的に問題ない程度ですが、カエルに限らず生き物に触ったら手を洗うようにしましょう。



ツノガエル

アマゾンツノガエル
クランウェルツノガエル

代表的なツノガエルには、アマゾンツノガエルやベルツノガエル、クランウェルツノガエルがいます。

目の上にあるツノが特徴的なカエルで、丸っこいフォルムがとっても可愛いです。


※クリックで画像拡大

飼育は単独で行ってください。


人工飼料でも基本的に食べてくれるので、昆虫やメダカ、マウスが苦手という方にもおすすめです。


ベビーとアダルトで異なりますが、水分がとれて健康状態に問題なければ3日ほど留守番可能です。



イエアメガエル

ノーマル
スノーフレーク

一般的にイメージされるカエルに近いカエルですよね。

慣れてくると人懐っこい性格の子が多いです。


※クリックで画像拡大

同じくらいのサイズなら多頭飼いも可能。


基本的に人工飼料でも食べてくれるので、昆虫やマウスが苦手な方にもおすすめです。
食欲旺盛でパクっと餌を食べてくれます。


樹上性のため、樹木や植物が入る高さのケージを用意してください。


ベビーとアダルトで異なりますが、水分がとれて健康状態に問題なければ3日ほど留守番可能です。



ミルクフロッグ
(別名:ジュウジメドクアマガエル・ミルキーフロッグ)

白黒のホルスタイン柄が特徴的なカエルです。

口の中が青く、目が十字のように見えるのところもかわいいです☺


※クリックで画像拡大

同じくらいのサイズなら多頭飼いも可能。


樹上性のカエルなので、高さのあるケージに植物や木の枝を入れてあげてください。


夜活動するので、夕方~夜に霧吹きをして湿度を高くします。


慣らせば人工飼料も問題なく食べます。

ベビーとアダルトで異なりますが、水分がとれて健康状態に問題なければ3日ほど留守番可能です。



バジェットフロッグ

とっても大きい口が特徴的なカエルです。

まさにがま口!というような口とボーっとしたような顔が可愛いです!


※クリックで画像拡大

水中で暮らすカエルです。

飼育は単独で行ってください。

性格は意外と攻撃的で、威嚇してくることも…


基本的に人工飼料でも食べてくれるので、昆虫やマウスが苦手な方にもおすすめです。


ベビーとアダルトで異なりますが、水分がとれて健康状態に問題なければ3日ほど留守番可能です。



ヤドクガエル

キオビヤドクガエル
アイゾメヤドクガエル

派手な色が特徴的で、様々なカラーのヤドクガエルがいます。

植物やコケを植えレイアウトケージを作って飼育する場合が多く、
カエルだけでなくインテリアとしてのレイアウトも同時に楽しめます!

他のカエルより少し高価ですが、人気が高いです。


※クリックで画像拡大

体長3㎝と小さめのカエル。
同じくらいのサイズなら多頭飼いも可能です。

ケージ内での繁殖も可能で、カエルを繁殖させたいてみたい方にもおすすめです。


名前の通り野生のヤドクガエルは非常に強力な毒を持っていますが、この毒は食べたものから作られるため、飼育下でコオロギやハエを食べている個体には強い毒はありません。

人工飼料では飼うことができず、昆虫をあげる必要があるので苦手な方は注意です。


昼行性のカエルなので、夜ではなく朝に霧吹きとエサやりをしましょう。


ベビーとアダルトで異なりますが、水分がとれて健康状態に問題なければ3日ほど留守番可能です。




お気に入りの子は見つかりましたでしょうか…?
なんとなくこの子を飼いたいと考えていた方も気持ちが揺らぐほど、どの子もいいですよね…


色々迷ってしまうかと思いますが、
触れ合いたい方は、ヒョウモントカゲモドキ、フトアゴトカゲがおすすめ。
鑑賞メインの方は、トッケイヤモリやカエルがおすすめです!


意外と飼うのが難しくなく、初心者でも飼いやすい爬虫類・両生類をご紹介させていただきました!


実際に飼い始める際には、
初心者は生体の状態も確認でき、詳しい知識を持った店員さんに直接聞くのがやはりベスト!


お店でいい出会いがあるはずです…!



そして。私もハチクラさんに伺ったことで、素敵な出会いが…!
様々な爬虫類・両生類で迷って、迷って、、、今回ご紹介した中からお迎えしました!


慣れないながら飼い始めた飼育日記へ
To be continued…