【初心者必見】これで飼育準備OK!ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼い方

早速ですが、今回飼い始めたレオパ。

こちらに向かって歩いてきてくれました!

おすすめの爬虫類からみてくださった方には、
タイトルからネタバレになっていますが、ヒョウモントカゲモドキ(以下レオパ)を飼い始めたため、初心者目線、爬虫類や両生類を専門的に取り扱う爬虫類倶楽部さん(ハチクラさん)にお聞きした注意点など交えながら魅力をたっぷりご紹介させていただきます😆🦎

そもそも爬虫類って飼うのが難しそうというイメージありませんか…

レオパは意外と飼いやすい爬虫類。

検討中の方、何かペットを飼い始めようと考えている方の参考になれば幸いです!
他にも爬虫類俱楽部さんにお聞きした飼いやすい爬虫類・両生類をこちらの記事でご紹介しております!




目次

(ヒョウモントカゲモドキの名前由来などが気になる!という方は今回は省略しているので、先に前回の記事をご覧ください。)




おすすめポイント

レオパがおすすめなポイントについて7点ご紹介していきます!

  1. 餌をあげる頻度が金魚やハムスターより少ない!
    (餌の頻度が少なく済むため、2、3日お留守番も可能です。)
  2. 触れ合える(触りすぎはだめ)
  3. 夜行性で夜、落ち着いた時間から活動するため、活動の様子が見れる
  4. スペースは30×20㎝ほどのケージがあればOK!
  5. 鳴かない
  6. 品種が多く、お気に入りの子を見つけられる
  7. ピンセットから餌をパクっと食べてくれるのが可愛い!

魅力にはまって100匹以上飼われている方も多いのだとか…




費用など基本情報

では飼うために最初に気になるところ…

※画像クリックで拡大します

ハチクラさんは初心者には、3か月以上の個体が成長も楽しめて状態も比較的安定してオススメのようです。
心配な場合は、6か月くらいだと、アダルトに近づき、体が丈夫になってきます。

また、飼い始める際には、必ず店員さんにどんな餌を普段あげているかを聞いておきましょう。
(活エサなのか、冷凍なのか、人工なのか、また、ピンセットからなのか、置き餌なのかなど。)
可能であれば目の前で少量のエサをあげる様子を見せてもらうのも◎です。

モルフ(品種)が様々で魅力的なレオパ。
今回私が飼い始めたレオパはハイイエロー。その他の代表的なモルフはこんな感じ↓

どのモルフ(品種)も特徴的な柄や色が素敵です!
他にも希少性が高く、個性的なレオパがいますよ!

かかる費用やスペース、寿命なども考慮して責任をもって飼いましょう!




必要なもの

実際に飼うことは決めたものの、何がなぜ必要なのかわからない…
と爬虫類初心者の私は思いました。

この記事や他の記事からある程度把握した上で、
不明点は、お店で店員さんに聞くことをおすすめします。

今回使用した用品はこちら↓

最低限この7つのアイテムがあれば、あとは家にあるもので基本的にOKです!

では、一つずつ見ていきましょう!



①ケージ(飼育ケース)

レプテリア ブラック(GEX)

サイズ:31.6×20.0×19.2㎝

まずは住む場所の確保!

飼育セットなどで販売されている場合もあり、初心者でも安心して飼い始めることができます!

わからなかったら、迷わず店員さんに聞いてみましょう。



②ピンセット

はちゅピンセット(HERO)

こちらはハチクラさんオリジナルアイテム!

爬虫類を専門的に取り扱うハチクラさんならではの工夫がされていて、
餌をあげるためにピンセットが20㎝と長いのはもちろん、先が丸くなっており、レオパが怪我をしにくいんです!

いつもレオパがこのピンセットを通してパクっと食いつきよく食べてくれるのが嬉しいです😆



③ウェットシェルター

コルネ ブラックパール(ゼンスイ)

ウェットシェルターは、レオパが隠れるために必要なのと、
上のくぼみに水を入れて湿度を保つという、脱皮補助の役割を持っています。

デザインも様々なものがあり、こちらのコルネは2023/05現在、ブラックパール、スノー、アプリコットの3色展開。サイズもSサイズとMサイズがございます。

とってもきれいなカラー展開なのでレオパも気に入ってくれること間違いなし(?)です!



④温度計

マルチ水温計 CT(ニチドウ)

こちらはデジタルでとっても見やすいハチクラさんにおすすめしていただいたアイテムです。

水温計と書かれていますが、水なしでも利用可能。

温度管理が一番大事で、餌の食いつきが悪いと思っても、餌のせいではなく、温度管理に問題がある場合もあるくらい大切です。

最高温度・最低温度を記録するので、一日の中で温度の変化が一番激しい時間である日中や深夜帯に温度がどれくらい上がったり、下がったりしたのかを後からでも確認できるところがポイント。不在時や目を離している時間帯などの変化をみることが可能なので、使い勝手がとってもいいですよね!



⑤餌

レオパゲル(キョーリン)

こちらは、レオパゲル(練餌)という人工飼料。

食べてくれる場合は、このような人工飼料でいいですが、
食べてくれない場合は虫(コオロギなど)+カルシウムパウダーなどを与えてあげましょう。

虫を与える場合は、冷凍のものも便利です!



⑥パネルヒーター

レプタイルヒート(GEX)

パキスタン等の乾燥地帯に生息しています。

適温は28~30℃なのでパネルヒーター等で温度を保つようにしましょう。

サイズはケージの半分くらいあるものがいいです。

温度管理が一番飼育する上で大切なので、しっかりと一定に温度を保ちましょう。

夏は暑いからいらないのでは?と思うかもしれませんが、涼しい日や時間帯、クーラーの環境下では温度が下がってしまうので、あくまで飼育環境に適した管理を行ってください。

※冬の時期、家の構造などによって、パネルヒーターで温度が上がらない場合は上部のヒーターも追加します。
この場合も、温度計を参考に環境にあった温度管理をしましょう。「こんな環境にはどうすればいいの…?」といった疑問点  は、購入したお店に聞いてみるのが良いですね。



⑦水入れ(画像仮)

レプティボウル2mini(スドー)

水入れも種類が様々出ています。

環境(温度など)の次に大切なのが水。

しっかり確保してあげるようにしましょう。

以上が購入するべきアイテム。床材はキッチンペーパーをひとまず使用します。




キッチンペーパーを敷いて、ウェットシェルターと水入れ、温度計を早速ケージに設置しました。

実際にレイアウト(蓋は通常しています)してみるとこんな感じ↓

殺風景ではありますが、

シンプルな方が状態を確認できるので慣れないうちは、このくらいの方が良いようです。

パネルヒーターが、温度をしっかりキープしてくれています!

一日目は新しい環境に慣れてもらう&ストレスがかからないよう、触らずに水だけセットしておきました。

ウェットシェルターを設置すると、すぐにウェットシェルターの中に入ってしまいました。

まだまだ、警戒中…?

写真を撮るのも一苦労でした。

ちなみに2週間くらいは餌をあげる時以外にウェットシェルターから出てくることは、ほとんどありませんでした…

買った餌は、レオパゲル(練餌)。

食べてくれると思いきや、1口食べたあとは、もう食べてくれなくなってしまいました…

やはり、コオロギの方がいいのか…

飼い始めて2~3日目、初の餌のタイミングだったため、なにか食べ物をあげないと!
と不安になっていました。

ですが、お世話になったハチクラさんの定休日で、急遽少し遠くまで行き、冷凍コオロギを購入しました。(冷凍されていると保存が効いて便利)

今回探してみて実感したのは、冷凍コオロギは中々売られているところがない…

ハチクラさんでは通販でも、冷凍コオロギが売られているので、近くで購入できない…といった場合やまとめ買いの際、ストックしておきたいなど様々な場面で便利に利用させて頂くことが可能です!

また、ビバホームやムサシでも冷凍エサ取り扱いある店舗ございますので、
取り扱いに関しては各店舗にお問い合わせください。

※基本的に取り扱いある店舗は爬虫類や小動物の取り扱いある店舗ですが、必ずどの店舗にも取り扱いあるわけではございません。ご理解ください。

初めてお迎えした際に人工飼料で飼育したい!
と考えていても食べてくれない場合があるので、もとから食べていたエサを基準に購入したほうがよいです。

とはいえ、特に初心者には、店員さんに覚えてもらえると何か困ったことがあった時に飼育相談もしやすい&店員さん側も色々なアドバイスがしやすいため、生体買ったお店で定期的に餌を買いに行くのがオススメ。


でも、できたら人工飼料を食べてほしい…

(カブトムシなどは大丈夫ですかコオロギやミルワームはちょっと苦手なため😓)

なんとかしてレオパゲルを食べてくれないものか。

購入した冷凍コオロギの上にトッピングで、レオパゲルをのせてみました。

騙されてくれ…

そんな思いで餌をあげてみると…

獲物を狙って…
凄い躍動感ですが…(笑)

パクっと良い食いつきで、食べてくれました!

それ以降は、レオパゲルのみでも食べてくれるように!

作戦成功です👍

個体差はあるかと思いますが、同じような悩みをお持ちの方は挑戦してみてもいいかもしれませんね。

これから、どのように徐々に慣れていってくれるのか…成長を見届けていきます!