もくじ

なぜか？お掃除…

突然ですけど…お掃除してますぅ？
ナカガワは基本、水回り担当なんで…
（勝手にずっ～と前から担当してるんだけど）
休日は、あさイチで…まずトイレでしょぉ、そして洗面所、最後はキッチン。
ピッカピカにならないと気がすまないから…
2時間ぐらいガチャガチャやってるかなぁ。
家族は朝から、うるさいって言うけどねぇ…
えっお風呂場？もちろんやりますよぉ…
シャワー派なんで気になったら、即実行しばらくでてこないって感じかなぁ。
でも掃除してると…色々な考えやアイデアどんどんでるでしょ。
でっ資材館でも…す～ぐホコリっぽくなるんでお掃除が仕事ですってくらい、掃除してま～す。
掃除のおばちゃん（責任者？）にスカウトされたぐらい…
一心不乱、一生懸命、掃除してると…
自然と売場なおそっかなぁって気分になるんですよ。
ホント不思議…

丈夫なモクジュウ…

チャチャっと2×4でモクジュウ（木製什器）作って…
塗料もったいない（めんどっちい）から、ガスバーナーでかる～くあぶっちゃいます。
色目も木目もきれいにでるし、なんせ簡単でカッコいい。
SPF材独特のにおい（靴っぽい？）も少なくなる気がするしね。
あっでも、あぶりすぎだけは注意してください、ススで結構汚れます。
もし…やっちまったら（黒こげ状態）、布ヤスリなんかで削って、水拭きしちゃいましょう。

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あぶり終わったら、水拭きで余計なスス汚れ落として乾燥したら、仕上げのオイルフィニュッシュ。
もこみちさん？じゃないけど…料理用のエクストラバージン・オリーブオイル、た～っぷり使いま～す。
「光沢が料理を引立て、美味しそう…」って感じ。
でも、この棚だれが考えたかわからんけど…ほんまに強いんですぅ。
ごっついシンプソン金具とか使ってないけど…
重い商品のっけてみても…壊れたヤツ、見たことありません。
作り方、図面もないけど…秘伝のタレみたいに代々受け継がれてるんですぅ。

チャチャと作る…

ハイっ、じゃやっちゃいましようかぁ…
2×4丈夫なDIY棚、チャチャっと伝授しちゃいましょう。
これからDIYするときの参考になるといいで～す。
例えば、机、ベッドや2段ベット、構造的におんなじようなモノ…
※以下の内容は「DIYの参考例」ですので当方に一切の責任が無いことをご確認ください。
DIYですから…自己責任でのご使用をお願いいたしま～す。

「2×4丈夫なDIY棚バーナーあぶりオイル仕上げ」

【材料の準備】

• 2×4 6フィート…12本（実寸約1830㎜）※鋸刃のきりしろ4㎜で計算
  柱用2×4（❶910㎜…4本、❷732㎜…4本）
  棚用2×4（❸834㎜…8本、❹1830㎜…4本、❺89㎜…8本）
• ラワンランバーコア15㎜3×6…2枚（実寸915×1830㎜）※鋸刃のきりしろ4㎜で計算
  上棚板（❻910×1820㎜…1枚）
  下棚板（❼146×758㎜…2枚、❽910×1528㎜…1枚）
  ※軽量化を想定した材料、画像と材料が違いますのでご注意ください！
• 2×4用ビス「ステンレスプレミアムビス4.2×65㎜」…120本
  柱用6×4＝24本、上棚用12＋下棚用52＝64本、接続用4×8＝32本
  ※基本的に、ビスは取付け物の厚みの2倍以上の長さを選んでください。
• 棚板用ビス「サビに強いスリムスレッド3.3×35㎜」…38本
  上棚板用❻13本、下棚板用❼6＋❼6＋❽13＝25本
  ※基本的に、ビスは取付け物の厚みの2倍以上の長さを選んでください。
• エクストラバージン・オリーブオイル
  ※ご家庭で使っているもの（料理用）で充分。

【道具の準備】

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• インパクトドライバー
  ※ないと大変!?これから買うなら…ぜひ読んでみて！
• 目打ち（きり）
  ※あとで説明でてきま～す
• コンベックス、2×4定規（さしがね）
• 固定用のクランプ
  ※必要な場合はご用意ください！
• 作業用手袋
• 布ヤスリ♯100程度
• ガスバーナー
• 2×4の余り材…数本
  ※ビス打ちや塗装する瞬間（とき）のあて材、スペーサー等あると作業がはかどります。
• ウエスorぼろ布…数枚
  ※あぶった後のススを除去するため水拭き、乾いてからオリーブオイルを塗り込み、余分なオイルを拭き取りで使用。

【作成の手順】

❶材料購入時にホームセンターで材料のカットを依頼して寸法をそろえておきます。

❷柱用2×4の組立（柱を4本作成）

あとで棚用2×4と接合するため、両端を89㎜（2×4木口分）空け、柱用2×4（❶910㎜、❷732㎜）を組みあわせて均等（2本ずつ3箇所）にビス止めします。
ココがポイント！＞柱用2×4（❷732㎜）の両端（接続部分）にスペーサーとして棚用2×4（❺89㎜）を置くとよい。

❸棚用2×4の組立（上棚用と下棚用を作成）

上棚用2×4は、下図のように棚用2×4（❸834㎜と❹1830㎜）を上下あわせて6箇所をビスで2本ずつ接合します。

下棚用2×4は、まず上棚用2×4の手順を繰り返します。
次に、下図のように棚用2×4（❺89㎜）を左右に4カ所ずつ設置し、まずビス1本で仮止めして、
内側から棚用2×4（❸834㎜）で挟んで、最終的に各所をビス2本ずつで接合します。
ココがポイント！＞四隅には柱を差込むので、スペーサー（2×4の余り材）を入れてからビス打ちしてください。

ココがポイント！＞ビス打ちのコツ（2×4）
木材は少なからず反りがあるので、ガイドになるあて材等で接合部分を動かないよう固定し、
下図のように接合する二つの材料とガイドを手と膝（ひざ）で2箇所ともしっかり体重を乗せて床に押付けます。
まず、四隅のうち一箇所だけ、ビスを2本とも打ち込み結合します。

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次に、体の向いている方向に進んで、残っている3箇所（四隅のうち）を床に押付け、ビスを1本ずつ打ち込みます。
※ガタツキが大きい場合、2×4の交換が必要になるので、長さのある部分に使う材料はまっすぐなモノを選びましょう。

逆回りで（来た方向に戻る）、3箇所（四隅のうち）を床に押付け、残りのビス（1本）を打ち込み接合します。
※床に押付けることが難しい場合（初心者）は、固定用のクランプを使い、固定してからビス打ちしてください。

❹組上げ

下図のように下棚用2×4に柱用2×4をしっかり差込みます。

次に、柱用2×4の上部へ上棚用2×4を載せ、位置決めします。

柱用2×4の接続部分上下8箇所を各4本のビスで均等に接合します。
ココがポイント！＞柱が差込むタイプなので垂直出しの手間がない、棚用2×4を柱がしっかり受けて安定する。

❺あぶり処理

ガスバーナーで適度にあぶりま～す。
（あぶりすぎ注意！）
木材を火であぶると表面にススが発生します。
手についたり、汚れの原因や塗装する場合、はがれ等の原因になるのでご注意ください。
あぶりすぎた場合（黒こげ状態）、布ヤスリ等で削ってから、水拭きして余計なススを落としてください。

❻棚板の取付け

まず、下棚板（❼146×758㎜…2枚、❽910×1528㎜…1枚）を仮置きして取付位置を確認してから、ビス打ちします。
次に、上棚板（❻910×1820㎜…1枚）を仮置きして取付位置を確認してから、ビス打ちします。

ココがポイント！＞ビス打ちのコツ（棚板）
長手（ながて／1820㎜）方向では、ビスを455㎜ピッチ（間隔）で「左端＞右端＞中＞左中＞右中」の順番に打込みます。
短手（みじかで／910㎜）方向では、ビスを455㎜ピッチ（間隔）で「左端＞右端＞中」の順番に打込みます。
※中央などの骨組み部分（2×4）も上記同様にビス打ちしてください。

ココがポイント！＞コンベックス（455㎜間隔の印）でテープ幅分内側に目打ち（きり）でちょっと下穴あけて、
ビス刺して打つの連続作業でスピードアップ！

❼オイル・フィニッシュ

ウエス等で水拭きして、余計なスス汚れ等を落としま～す。（さわって手につかない程度）
乾燥したら、エクストラバージン・オリーブオイルを木目にそって、まんべんなく塗り込みま～す。
自然乾燥したら、ウエス等で余計なオイルを拭き上げ、チャチャっと完成で～す！
※塗装作業中、ランバーコアやベニヤの断面（切り口）では、ササクレが手に刺さりやすいので注意しましょう。
（けっこう痛かったぁ…泣）

免許皆伝…

秘伝の術…前編・後編ぜ～んぶ伝わったかなぁ？
木材サクサク選んで、チャチャっとDIYできれば…なによりです。
今…生徒を送りだす、先生の気持ちかなぁ。
こんどはビバホームで…実際に見て、さわって、いいモノ選んで、楽しいお買物になるとうれしいで～す。
ビバホームの店員さん…ナカガワなんかより、チョ～わかりやすく教えてくれるからね、きっと。
じゃあ…またいつかお会いしましょう。
ここまで読んでいただき…どうも ありがとう。
「You’re the best!」

※画像に映り込んでいる価格等の情報は、撮影当時のもので予告なく変更されますのでご注意ください。
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注釈

• 「モクジュウ（木製什器）」店舗の売場で使用する商品陳列用の木製棚。
• 「シンプソン金具」アメリカのSIMPSON社が提供する、2×4住宅用のコネクター（つなぎ）金具。