【材料たったの3つ!】サンタさんの村がある「フィンランド」のクリスマスお菓子でいつもと違ったクリスマスを!
今年は、いつものクリスマスと一味違ったデザートを楽しみませんか…?

いちごのケーキ、フランスのブッシュドノエル、タルトやクッキー、ドイツのシュトーレン…
クリスマスに食べるお菓子ってこんなイメージありますよね。
もちろんどれも、美味しくて大好きなお菓子ですが、たまには違ったものを作って食べるのはいかがでしょうか。
今回はサンタクロースの住む村(ラップランド首都:ロヴァニエミ)があるフィンランドで作られる、
ヨウルトルットゥというクリスマスのお菓子についてご紹介いたします。
サンタクロース村(ロヴァニエミ)
初めて聞いた!という方も多いかと思いますが、
サンタクロースの住む村があるフィンランドでクリスマスに作られるお菓子。
それだけで食べてみたくなりますよね…
パイシートとジャムだけで簡単にできますので、一味違ったクリスマスをお楽しみください。
そもそもクリスマスとは…いうところから簡単にご説明していきますので、
お菓子の作り方だけ知りたい!という方はコチラからどうぞ!
参考:サンタクロースの公認ホームタウン、ロヴァニエミへようこそ
(2022/10/19)


クリスマスとは

クリスマスといえば日本では「家族や恋人と過ごす」など大切な人と過ごす日のイメージがありますよね。
そんなクリスマスですが、元を辿るとイエス・キリストの生誕を祝う日なんです。
生誕を祝う日ということは、誕生日じゃないの??
と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、イエス・キリストの生涯の福音(キリストの教え)が記述された『福音書』という4文書には、
12月25日にイエス・キリストが産まれた日という記載はございません。
そのため、あくまで生誕を祝う日という位置付けになっているようですね。
ちなみに、今回紹介するお菓子が食べられるフィンランドでは、
クリスマスは冬至のお祭りである「ユール」と呼ばれています。
元々ユールとクリスマスは別ものでしたが、イエス・キリストの生誕を祝う日と交錯したようです。
日本にクリスマスが入ってきたのは、イエズス会の宣教が最初と言われています。
現在の日本では、日本でクリスマスが初めて祝われた地とされる、
山口県山口市は毎年12月はクリスマス市と名前を変えて「12月、山口市はクリスマス市になる。」と言う合言葉と共に市をあげて様々なイベントするなど、お祝いをしています。
参考:クリスマス市 山口(2022/10/18)
ヨウルトルットゥって…?
クリスマスの起源、広まっていった背景について簡単にですが、ご理解いただけたかと思います。
では本題に入っていきますが、そんなクリスマスが広まる背景にあった北欧のサンタクロースの村があるフィンランドで食べられるお菓子である「ヨウルトルットゥ」とは一体何なのか…と疑問に思いますよね。
ちなみに前述した通りヨウル(ユール)の意味はクリスマス。
トルットゥの意味はパイなので、直訳するとクリスマスのパイということになりますね。
ヨウルトルットゥは星をモチーフに作られた形が特徴的です。
同様に星形が印象的なクリスマスの上に飾る星(トップスター)は、
イエスキリストの生誕を知らせたベツレヘム(イエス・キリストが生まれた地)の星が由来といわれています。
クリスマスと星の関係性…わかると面白いですよね。
作り方のイメージは、折り紙で作る風車と同じです!

見た目も可愛らしく簡単に作ることができるので、
バレンタインなんかに作るのもおすすめです!
ちなみに…
フランスのクリスマスデザートであるブッシュドノエルのもとになったものは、
冬至(ユール)の祭に使われたユールログ(イギリスではブッシュドノエル=ユールログと呼ぶ)という丸太を元に作られたお菓子です。
ユール=クリスマス、ログ=丸太
ノエル=クリスマス、ブッシュ=丸太、薪
という意味なのでクリスマスの丸太ということですね。
馴染みのあるものも背景と意味を知ると面白いですね!

その他フィンランドのクリスマスお菓子については、
this is FINLAND(フィンランド外務省が運営する情報サイト)のOH-SO-SWEET FINNISH CHRISTMAS!をご覧ください。(2022/10/18)
ヨウルトルットゥの作り方

クリスマス、ヨウルトルットゥの意味や背景が少しおわかりいただけたかと思います!
背景や意味を知ると違った見方ができますよね…
それでは、いよいよヨウルトルットゥを作ってみましょう!
材料

- 冷凍パイシート
- お好みのジャム(本場はプルーンのジャムを使用)
- 粉砂糖
道具
洗い物が楽になるまな板シートもおすすめ!
プレゼントの際などに!ワックスペーパー
作り方
①冷凍パイシートが少し柔らかくなるまで解凍しておきます。
②折り紙の風車と同様の作り方で四隅から中心に向かって、画像のように切り込みを入れます。
使用したパイシートは20㎝×20㎝くらいのものを4分割したので、10㎝×10㎝くらいです。

③切り込みに合わせて生地を折り込み、ジャムを乗せます。
ジャムは乗せすぎないのがポイントです!

④210℃に予熱したオーブンで、10分〜15分程度焼きます。

⑤最後にお好みで粉砂糖を振りかければ完成です!

サクサクで、ジャムの酸味がちょうどよく、おいしいです~
更に4分割して小さい一口サイズも作りました!
あとがき
いかがでしたでしょうか。
思っていた以上に手軽に作ることができたのではないでしょうか?
クリスマスの背景、お菓子に関して知ってから作るとまたとがった印象がありますよね。
焼きたても、冷めてからも美味しく食べることができ、
見た目もとっても可愛らしいので、ジャムを変えてみたり、形を工夫してみたりして、
一味違ったクリスマスを楽しんでくださいね。
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