『押しフルーツ・野菜』で推し活ならぬ、押し活始めませんか?

突然ですが、こちらの写真をご覧ください!

押しフルーツ 押し野菜
押しフルーツ 押し野菜 レジン

本物ならではのテクスチャがかわいくないですか?


こちらは、本物のフルーツ・野菜を押し花と同じ方法で作った押しフルーツ・押し野菜です!
押し花なら耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか…?


STEP1では、押し花とは一味違った『押しフルーツ・野菜』の作り方を。
STEP2では、レジンを使ったアレンジ術までご紹介します。
夏休みや冬休みの自由研究・宿題にもおすすめです!


生ものなので儚さはつきものです。


しかし!


押しフルーツ・野菜にすることで本来の生ものの状態より少し長持ちさせることができますよ。
時間とともにアンティークな色合いに変化していきますが、その変化もお楽しみください!




目次

STEP1. 『推しフルーツ・野菜』を『押しフルーツ・野菜』に!

※STEP2は次の記事

STEP1.『推しフルーツ・野菜』を『押しフルーツ・野菜』に!

作り始める前にどんなフルーツ・野菜を使えばいいのか迷いますよね…


最初に前置きしてしまいますが、ただ辞書などにはさんで数日おいておけばいいというものではないことを念頭においていてください。
同じように作ったと思ってもその日の湿度や天候なんかにも左右されます。


ではどうしたらいいのか…

正直なところ一回でうまくいくものではないので、
使いたい量以上に数を作っていいものを選ぶという感じです…


ちょっと不安になるような、大変そうだなというようなことを書いてしまいましたが、
今回は初心者でも比較的きれいにできる食材選びをご紹介しますので参考にしてみてください!




〇向いているフルーツ、野菜の特徴

初心者におすすめの食材特徴

  1. 水分がすくない! ⇒ 一番大事
  2. 立体感がない ⇒ スライスできる
  3. 糖分が少ない ⇒ カビにくい
  4. 葉物 ⇒ 押し花の要領でできるのでこまめな確認は少なくすむ。乾燥も早い


個人の主観ではありますが、今回試した食材で比較的押しフルーツ・野菜にし易い食材を難易度2段階で分類しました!

難易度1
ヤングコーン
アスパラ
パセリ
ごぼう
ディル
こごみ
きぬさや
タイム
難易度2
オクラ
トマト
キウイ
イチゴ
レモン
レンコン
さつまいも

〇材料・作り方をご紹介

材料

  • キッチンペーパーorティッシュペーパーor和紙
  • 押し花シート(乾かして繰り返し使える!)
  • 押しフルーツ・野菜
  • おもり(辞書など6㎏くらい)
  • 輪ゴム
  • ドライヤー(あった方が仕上がりが早くできる)


作り方

下準備:フルーツ・野菜をスライスする


薄く切ると乾くスピードは早くなりますが、ペラペラになり壊れやすく仕上がりもきれいにできないため、食材は5㎜程度にスライスします

さつまいもなど水分の少ないものは3㎜程度でOKです


☆最初に可能な限り水分をふき取っておくとカビにくくなります!



①カットした食材を押し花シート、
キッチンペーパー(ティッシュペーパー、和紙)
で図のように挟みます

押しフルーツ 押し野菜の作り方

②輪ゴムでまとめ、辞書など重たいものを乗せます
最初から重たすぎるものを乗せると食材が潰れてしまうので最初は押さえる程度で大丈夫です

押しフルーツ 押し野菜の作り方

③あとはひたすら乾燥を待ちます
半日おきくらいで確認し、キッチンペーパーを取り替えください(確認は細かいに越したことはありません!)乾燥の状態を確認しておもりを少しずつ重たいものに変えていきます
押し花シートが湿っぽくなってしまっているのであれば取り換えます

途中経過3日目

押しフルーツ 押し野菜の作り方 途中経過
押しフルーツ 押し野菜の作り方 途中経過

だいぶ潰れてきて水分も抜けています!
アスパラはいい感じですね!
横から見ると水分が抜けてきているのがわかります…

(おいしそうですが、食べるのはおすすめしません)

④2日後あたりでパセリなどの葉物は水分が抜けるものもあるので確認してみます

まだ水分(ふにゃふにゃした感じ)が残っていれば、
さらに1日置き、押し花シート、キッチンペーパーが湿っぽくなっていたら都度取り換えます

⑤厚さは好みですが、厚さが残っていると水分がしっかり抜けないため、さらに重たいものを乗せて薄くしてください

※6㎏程度は乗せてください

⑥しっかり水分が抜けるまで④⑤を繰り返します



ポイント:

  • ある程度薄くなったらドライヤーで仕上げに乾かすと早く出来上がります!

  • とにかく水分を抜くことがカビ、変色を起こさないために大事です。

  • 水分があるものを押すときはとにかく細かくチェックをしてください。

  • 薄くしすぎると乾燥途中にちぎれやすくなります。

  • 押し花シートが湿ったら、シートをドライヤーで乾燥させてください。

  • しっかり水分を抜くことが劣化を遅らせることにつながるため、水分が抜けたと思っても用心深く乾燥させることが長持ちの秘訣になります!

完成!

押しフルーツ 押し野菜の作り方
押しフルーツ 押し野菜の作り方


作ってみて・・・

形をそのまま保つのと、カビないようにチェックするのが大変でした…


キウイはけっこう変色してしまいましたが、
(後日ドライヤーで作りなおしたら透明感がでました!:ページトップ参照
他のものをみるとあまり変色もなく、透明感もでてきれいな仕上がりとなりました!

トマト・キウイを途中経過3日目と比較すると、ペラペラになっていることがわかりますね。



ちなみに、イチゴはドライヤーのみで仕上げました。
キッチンペーパーで少しずつ潰しながら形を整えます。

時間はトータルで3時間ほどかかっております(イチゴ6枚分)。
かびにくい、形を形成しやすいというメリットがありますが、電気代はかかってしまいますね…

水分糖分が多いものはドライヤーのみのほうが、失敗は少ないと思いますが、
目を離せなくなるため、手間がかなりかかります。



ここまでで、「押し」パートは終了です!
ではいよいよ作った押し野菜・押しフルーツを使ってレジン小物やアクセサリーを作ってみましょう!




他のクラフト記事もよろしければ、ご覧ください↓