収納編

DIY&ノウハウ
  • 上手な収納計画のポイント

    毎日の暮らしを便利にするのも不便にするのも、収納次第です。
    上手な収納計画から 収納のアイデアまで

  • 大は小を兼ねない

    ●必要なスペースの基本単位を知ろう

     

    奥行きのありすぎる収納は、とかく使いづらいものです。
    そんな収納も、棚の作り方を工夫することで収納量も増え、かなり使いやすくなります。特に、食料品や洗剤関係はひとつひとつの奥行きが10cm程度になっています。


    押入れの収納は、本来布団の為のもので、細かなものの収納には、適していません。ビバのおすすめ収納の中にも優れモノがあります。
    一度チェックしてみてはいかがですか。また、使いやすく押入れを改造する事も比較的カンタンに出来ますので、その場合は、是非ビバにご相談ください。


    押入れは、ふとんの収納には適していても、それ以外のモノを収納するには大変使いにくいことはご存知ですね。しまうモノに合った収納スペースが必要なのです。知っておきたい代表的なスペースの基本的な単位は・・

    家具の収納・・・奥行き90cm

    洋服の収納・・・奥行き60cm

    食器の収納・・・奥行き25~40cm

    書籍の収納・・・奥行き20~30cm

    その他収納・・・奥行き30~45cm

     
    という寸法になります。
  • 高さが決め手!

    取り出し易さ、仕舞い易さの秘訣はどの高さにどんなモノを納めるかが決め手です。



    収納を使いやすく計画するコツは、モノの使用頻度にあわせて収納する場所の高さを考える必要があります。
    特に、キッチンはものの出し入れが頻繁に行われるため、この計画を間違えると大変疲れやすく、また使いにくいキッチンになってしまいますので注意しましょう。



    ▼しまうモノと高さの関係

    使いやすさ

    高さ(mm)

    収納品

    踏み台を使用しなくては
    手が届かない

    2400

    稀にしか使わない軽いモノ

    モノの出し入れが
    出来る限界

    1840

    1440

    使用頻度が高いモノ

    引き出し高さの限界

     

     

     

     


    収納しやすい範囲

    1360

    壊れやすいモノ

    かがみ姿勢になる
    収納範囲

    640

    大きいモノ

    しゃがんだ姿勢

    320

    稀にしか使わない重いモノ

  • 捨てる事も収納!?

     捨てる事も立派な収納。先ず、捨てる勇気を持つ!

     

    本当に必要なモノとそうでないモノとを区別し、不要なものは思い切って捨てていくことから上手な収納は始まります。
    収納スペースにもお金がかかっています。捨てるにはもったいないという理由だけで仕舞い込んでいるとしたら、それこそモッタイナイ。

    一年以上同じ場所に同じ状態であるものは、不要なものである、と言われています。
    しかしそうは言っても思い出の品や記念の品は、なかなか捨てられないものです。

    一年に一回は、モノの整理と見直しを是非実行してください。
    中にはガレージセールやフリーマーケットに出せるような一品が出てくるかもしれませんよ!

         
  • 見せる事も収納

    飾る、設置する・・「見せる」事も収納です。

    仕舞こんで隠すことだけが収納ではありません。逆に堂々と見せてしまうこと・・これも収納です。
    毎日使う電化製品は、収納場所ではなく「置き場所」を考えることが上手な収納計画となります。
    また、モノによっては「飾る」ほうがインテリアのアクセントになっていい場合もあるのです。

    そして、最後のポイントは?

    買い物上手は収納上手!

    今、不足しているから買うのでは無く将来のライフスタイルや家族の変化に対応できるモノをじっくりと選ぶことが大切です。