ビバホーム ビバホーム

外部から人目につきやすい軒先だけに、いたんだ雨どいは美観を損ないます。

モルタル壁などにクラックがあると、そこから雨水が壁の中に入り、柱や土台を腐食させます。

雨漏りが軒先・軒裏あるいは外壁にまわって、腐食の原因になります。

１．軒どいのこう配を取り、鉛筆で目印を付けます。

軒どいは雨水が集水器に流れるように、こう配を付けます。このこう配を決めるのが、とい受け金具です。
この時、目印になるように糸を張っておくと良いでしょう。

２．目印の糸にあわせてとい受け金具を取付け、軒どいをとりつけます。

糸に合わせて45～60センチの間隔でとい受け金具を取付けていきます。

軒先の高い側になる雨どいの端には、止まりをはめ込みます。接着剤を使ってしっかり取付けましょう。

３．たてどいはまず、壁面上部につかみ金具を取付け、この金具から下げ振りをぶらさげ、これに合わせて他の金具を取付けます。

たてどいを付けるときの下げ振りは5円玉（50円玉）が便利！

４．軒どいは、とい受け金具に乗せて正確に測り、金切りノコなどで切断します。
また、軒どいを軒継手で接続する場合や、曲がりなどは、雨どい用接着剤でしっかりと接着します。

５．軒どいがそろったら集水器に差し込んで取付けます。

軒どいが集水器に3～4センチ入り込むようにします。
集水器の内部に継手を接着しておくと、風などにあおられて外れることがありません。
集水器を差し込んだら方向を考えてエルボを接着します。

６．軒下の長さをはかり、呼びどいを作ります。

集水器とたてどいを、エルボと作った呼びどいでつなぎます。

７．最後にとい受け金具に軒どいを固定します。